髪を染め前髪を切った。視界がひらけて、なんとなく今夜は悪い夢をみないような気がしている。

 

大好きで、憧れで、尊敬してやまない友人がいる。彼女を発見したときからずっと。

でも、私はそんな彼女に甘えすぎて、ちょうどよい距離を壊してしまった。

「いつまで彼女のケアをすればいいんだろう」「あなたは一人では立てない・立つ気がないのだと思う」と言われ、自分の甘えが恥ずかしく情けなくなり、そしてこのままだとまだまだ迷惑をかけ続けてしまうと思い、友人関係でこのようなことをする・言うのは少しおかしいかもしれないのだけど、私は彼女と別れることにした。

 

情緒不安定も落ち着いてきて、そこそこまっとうな生活に戻りかけていたある日、ふと被写体になりたいと思った。写真を撮ってもらうなら彼女がいいと思い、ひと月ぶりに連絡した。ありがたいことに了承の返事が来て、それで安心したのか、あれ以来見られなかった彼女のTwitterを久々にみることができた。

 

彼女は、私が連絡を断ったのと同じくらいの時期に、ある作品を発表していた。

そのテキストを読んで、すぐに私のことだとわかった。私がひとりで、彼女からも自分からも逃げてうずくまっているときにも、彼女は走り続けていて、そしてそこに私がいたことがどうしようもなくうれしかった。

 私は相変わらず弱くて、甘えたで、すぐ逃げ出してしまうけど、前に彼女がくれたことばたちや、この作品を思い出して、少しずつでも変わっていきたい。(勿論いま支えてくれるひとたちやこれまでいろんな人からもらってきた言葉たちのためにも。)

 

あるとき、何かで読んだんだけど、と、何度でも泣く・弱いままでいることも才覚、と彼女は言った。それを久々に思い出して、私はようやく自分の指針を決められた気がする。

どうか弱さを抱えたつよさを持てるように。明日からも自分と手を取り合って生きていく。